機械部
増える需要とエコ包装の両立を。
機械と資材を一体で考える設計アイデアが選ばれています。
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SERVICE
全国の大手企業さま、農業の選果場などから京都工場へご依頼をいただいております。
シンワの機械部京都工場では、オーダーメイドのシュリンク包装機、特殊包装機、フィルム包装機、製封函機をはじめ、「ほかにはない」オーダーメイドマシンを生み出しており、お客さまのほとんどは上場企業をはじめとする大手企業です。また、全国各地の農業とも長く深いご縁があり、生花や作物を選別し包装する機械などのロングラン製品を継続的に製作し、納入しています。
当社の技術力を知っていただくキーワードの一つが「エコ包装」。昭和51年に機械事業をスタートさせて以来、日本の産業の成長とともに歩んできましたが、いつの時代も事業と社会の課題解決を両立させる技術の研鑽を心がけてきました。 -
SERVICE
人が持てない大きなものを自動で包む「余熱インパルス方式」でトップクラスのシェア。
当社は包装の中でも「外装」を得意としており、サイズや形状を問わずさまざまな商品に対応しています。特に「3mの木材」など、特大のものを包むことでは業界からも一目置かれ、そこに「余熱インパルス方式」という独自のエコ技術を取り入れています。ヒートシーラーで一般的なインパルス方式に「余熱」という工程を加えることで、ユーザーの皆さまの期待を超える省エネを実現。この分野でトップクラスの実績を獲得しています。
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SERVICE
「ラフに包んでタイトに仕上げる」シュリンクをノーシュリンクに。
熱をかけてシュリンクする「シュリンク包装機」も多数取り扱っていますが、さらにエコ化を一歩進めた「熱をかけないノーシュリンクでも、しっかりとタイトに包装できる技術」にも高い評価をいただいております。「フィルムをひっぱりながら密着させる」技術を自社で開発。省エネに加えてタクトタイムを短縮することも可能となり、喜ばれています。
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SERVICE
アフターフォローとメンテナンス
機械の搬入・設置はもちろん、周辺装置との接続調整など、一貫して専門技術者が担当させていただきます。不具合が生じた緊急時には出張修理にも対応。消耗部品も切れ目なく手配いたします。ラインの停止時期に合わせた定期点検など、お客さまのご要望に合わせたサービス提供に努めています。
シンワのソリューション
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CASE01
精密部品の「鮮度」を長期間キープする真空密閉包装。
「数ミクロンの欠けも許されない非常にデリケートな精密部品を、生産時の状態でできるだけ長く保つ」、そんな包装技術にも精通しています。高度な防塵、防湿、防錆パッキングはもとより、出荷時や倉庫内での保管状態まで勘案し、繊細かつ低コストに留意した包装機の製作で、「ほかには頼めない」という嬉しいお言葉をいただいております。
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CASE02
ワクチンの輸送に必要なドライアイスを、最適なかたちで梱包。
「ワクチンの全国への輸送」という大掛かりなプロジェクトにも、当社の技術が生かされています。ワクチン輸送時の温度管理に使われるマイナス65℃のドライアイスは、工場でカット、サイズ調整されたのち、「紙で包んで輸送する」ことが求められるのですが、その包装機械の開発と製造を当社が担当いたしました。超低温の製品を包むのはあらゆる工程で困難が伴いましたが、何度も見直し検討と工夫を重ねることで、お客さまにご満足いただける品質に仕上がりました。
納品フロー
<オーダーメイド機械の場合>
確かな技術と安心のサービスで、最適な機械を開発・設計・製作いたします。
STEP
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ヒアリング
まずはお客様のご希望をお伺いします。用途や使用環境など詳しくヒアリングいたします。
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検討
ご希望が実現可能か、納入実績と照らし合わせ検討いたします。
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構想設計(見積図)、
概算見積り機械の機能や具体的なデザインなど、ある程度のイメージを固めたご提案をいたします。同時に概算見積りも提出いたします。
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ご契約
提案にご納得いただければ、契約となります。
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本設計
詳しい仕様打ち合わせを行い、お客様とやりとりを重ねながら、ご希望実現のため詳細に設計いたします。
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図面承認、再見積り
最終的な仕様を盛り込んだ図面にご承認いただき、再度具体的な見積りを提出いたします。
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製作
機械の製作に入ります。
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立ち合い
機械が完成したら、工場にお越しいただき、機能や動作をご確認いただきます。設備によっては中間立ち合いも実施します。
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納入・立ち上げ
ご指定の設置場所に搬入するのはもちろん、現地での動作確認まで一貫して担当いたします。
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アフターサービス
納入後に問題が起きた場合は、迅速に原因を究明し対応させていただきます。定期点検も行い、機械の寿命が尽きるまで長年にわたり保守させていただきます。また、ワークやラインの仕様変更に伴う改造にも対応しております。
対応可能な包装形態
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スリーブ方式
クロスシールした後シュリンクして製品をしっかり結束、保護します。
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ピロー方式
1枚のフラットフィルムをロータリーシールで筒状にした後、前後をクロスシールし三方シールに仕上げます。
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縦シール方式
半折フィルムを開口しながら製品にかぶせ縦に配置したクロスシールでシールします。大型製品に適します。
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袋かぶせ方式
チューブ状フィルムをフォーマーユニットで口を開口させ、ガイドにてフィルムを商品にかぶせクロスシールを行います。
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L型三方シール方式
半折フィルムを使用。L型シールバーでシールします。仕上がりは三方シールとなります。
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自動L型三方シール方式
半折フィルムを使用。L型シールバーでシールします。仕上がりは三方シールとなります。
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タイトスリーブ方式
タイト機構でクロスシールします。包材使用料を削減します。
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四方シール方式
クロスシール、サイドシールともバー方式でシールします。製品包装目的に応じてシュリンクするか否かを選択します。